H19 よく使われている助成金

 行政担当者から現在最も申請件数が多い助成金について伺ってきました。

申請件数は需要がある事と支給条件が緩やかである事も意味します。

最も申請件数が多いこの2つの助成金は使い勝手のよい助成金といえます。


・試行雇用奨励金

・雇用支援制度導入奨励金


これはどういった内容の助成金なのでしょう。


試行雇用奨励金

 採用に慎重な会社は短期間試行的に雇い入れる方法をとっています。そ

の間に適正や業務遂行能力等を見極めて本採用するかどうか決める事がで

きます。これをトライアル雇用といいます。そしてこのトライアル雇用を実施し

た企業に助成金が支給されます。最大3ヶ月で総額12万円(1月4万円)

助成金が受給できます。


雇用支援制度導入奨励金

 事業主がトライアル雇用により雇用した労働者を常用雇用へ移行し、その

労働者の就業が容易になるような改善措置等を実施した場合に支給され

ます。前提として必ず試行雇用奨励金を受給している必要があります。

原則1回のみの利用で、一時金30万円の助成金が受給できます。


受給例

 事務職の採用予定があるためAさん(女性29歳、小学生の子供を育て

る母子家庭の母)をトライアル雇用にて試験的に3ヶ月雇用。3ヵ月後Aさ

んは高い事務処理能力と社交性を持ちパソコンにも強く勤務状況も優れて

いたため給与18万円で本採用。同日より専門の指導官を同じ部署から任

し就業環境の改善措置を取る。


試行雇用奨励金 (3ヶ月分)     12万円

雇用支援制度導入奨励金        30万円

受給合計額                42万円


 業種や規模に関わらずどの企業でも採用活動は行います。しかし、人

材の適正を判断しなければならないリスクが存在します。トライアル雇用

制度を利用すると適正を見極める時間ができる上、助成金も受給できます。

だから人気もありますし、どの企業でも受給できる可能性があります。採

用予定のある御社もこの機会に支給を検討してみてはいかがでしょう。


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